高田ヒロシ通信 on YouTube

文房具などを山田中学校、大浦小学校へ(岩手県山田町)

東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日発生)



 

 自粛ムードに一考 支援物資提供のお願い 集まった支援物資 物資を山田町へ 介護対象者宅訪問
 沼崎喜一町長と面会 文房具などを小中学校へ 織笠コミュニティーセンター 写真集・被災地山田町 まとめ

 山田中学校へ 厚木市立依知中学校生徒会が集めた物資をお届け(2011年4月18日)

 全校生徒536人に犠牲者なしだったそうです。保護者が地震直後、迎えに来た件数が10件あったものの、徹底して「生徒を帰さなかった」そうです。この徹底した姿勢が犠牲者ゼロであった理由かも知れません。山田中学校(佐々木毅校長)は高台にありますが、校庭まで津波による水しぶきが来たそうです。
 保護者27人が他界。両親とも失った生徒が2人いるそうです。全校生徒の半数近くが避難所や親戚宅にて生活。家を流された教員やスクールカウンセラーもいるそうです。「先生達も疲れている」と聞きました。また、厚木市立依知中学校生徒会が集めた支援物資をお届けしました。
 強く印象に残ったことが2つあります。現場の先生方が保護者の求めに応じず、生徒を帰さなかった気高さ。そして、面会中の副校長が常に僅かながら目が潤んでいたかのように見えたことです。

 大浦小学校へ 文房具や絵葉書(2011年4月18日)

 山田町役場を基点に「地理的に最も時間が掛かる小学校」という条件で大浦小学校(高橋澄夫校長)を選び、伺いました。厚木市民からお預かりした文房具をお渡ししました。
 また、画家・榊原勇城さん(厚木市飯山)からお預かりしたご自分で描いた絵葉書100枚(切手付)をお届けしました。全校児童は40数人。保護者に犠牲者はなかったそうです。「子どもから親へのプレゼントなどに使って欲しい」とお伝えしました。
 学校の外には田んぼの中に津波で運ばれた船や車が幾つもありました。しかし、児童や保護者に犠牲者がなかったのは幸いです。


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アップロード:2011年4月20日