授業中の防寒着推奨を(中学生)
新型コロナウイルス対策

 「窓際の席の生徒が風邪を引いた」との事例を耳にしました。これは、新型コロナウイルス対策として、窓を開けながら授業を行う中、その厚木市内の中学校は生徒に従来通りのジャージやカーデガンだけしか着てはいけないとしているためです。
 その一方で、別の中学校は、防寒着の着用を推奨しているケースもありました。つまり、現状は、市内13校それぞれの判断となっています。
 中学生が授業に集中できる配慮が必要です。私は仕事納めの2020年12月28日17時過ぎ、申出書を厚木市教育委員会に提出しました。

 以下は、申出書の内容です。教育長の代理として、佐藤弘幸 学校教育部長に手渡しました。

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令和2年12月28日

厚木市教育長 曽田髙治様              

   厚木市議会議員
髙田 浩

 授業中の防寒着推奨を(中学生)
感染症対策に伴う措置

  首記の件について、厚木市教育委員会が市内中学校にガイドラインの通知を行う提案を致します。感染症対策として窓を開けている状況下において、「防寒着を着ても良い」とする学校がある一方で、従来通りの学校もあります。

 従来通りの中学校においては、「窓際の席の生徒が風邪を引いた」との事例を耳にしています。
一方で、「校内で保温・防寒を目的とした防寒着の着用を推奨」との知らせを保護者に行った中学校もあります。その学校は、次の2つが根底にあるそうです。

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  1. 「今は、非常事態」
  2. 「子ども達に考えさせよう」

 防寒着を着てはいけないという法的根拠がない中で、無理をさせても仕方がない。生活しながら、生徒たちに枠組みを考えさせる。
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 この中学校では、生活ノートに記載されている防寒着の着用が基本ではあるものの、新規購入を促すのではなく、「家にあるもの」でも良いとしています。従って、中には、赤のウインドブレーカーを着用している生徒もいるそうです。ただ、「今のところ、目くじらを立てさせる服を着て来る生徒はいない」そうです。現実的な対応だと思われます。

 3学期は更に寒くなります。生徒たちが寒さにではなく、授業に意識が向くように配慮して頂きたいです。ご検討下さいますようお願い致します。

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コロナ対策私案
1. 101億円ある厚木市の預金を使い、市民に救いの手を(2020年4月10日)
2.厚木市議会、ビデオ通話で会議の再開を(2020年4月16日)
3.厚木市議会議員行動指針(案)/ 市職員への連絡など(2020年4月21日)
4.厚木市議会感染症対策に係る議会運営要綱(案)(2020年4月23日)
5.ビデオ通話の活用開始を/3密抑制/時間の効率化(2020年4月30日)
6. 介護施設を対象とした寄付金募集。厚木市社会福祉協議会・善意銀行(2020年6月5日)
7. 教育委員会は、市内中学校へ「生徒は授業中も防寒着を着て良い」との通知を(2020年12月28日)