≪陳情の趣旨≫ |
. 相模大堰多目的広場の整備については、昭和59年当時、神奈川県内広域水道企業団から相模大堰の建設についての説明があり、地元自治会では、熟慮の末、その条件として高水敷を市民の憩いの場として芝生広場に整備するよう要請し、近々に着工する運びになっていると聞いているところであります。 |
こうした状況下、平成12年11月14日付の三大新聞を始め数紙に、本件整備に反対する陳情が市議会議長に対し、提出されたと掲載されたことは、地元自治会として極めて遺憾なことであります。また、この記事の中で、「多自然型川づくり」について触れていますが、本件広場を整備するに当たっては、神奈川県及び厚木市は、当然のこととして、こうしたことを踏まえ、河川景観の保全や自然環境との共生を図るべく、当初の計画面積を大幅に縮小し、整備計画区域として定めたものであるとしているところであり、我々もそのように認識しているところであります。 |
近年における都市化の進展は、市民の価値観やライフスタイルを大きく変化させ、市民の連帯感や地域社会への関心を希薄化する傾向にある一方で、少子・高齢化社会の到来は、地域社会における世代間交流など、人と人の結びつきをますます重要としてきているところであります。 |
この広場は、こうした課題を解消するため、「ふれあい」や「うるおい」など、人間性をより豊かにすることを目的に整備するものであります。言いかえると、多くの市民が多世代協調の場として、あるいは、交流の場として絶好の場所となるものであり、欠くことできないものであります。多目的広場の整備に反対する陳情は、地元自治会を愚弄するものであります。 |
以上のとおりであり、21世紀を目前に控え、本計画が早期に整備できるよう陳情します。 |
.. |
≪陳情の項目≫ |
. |
相模大堰多目的広場の整備促進 |