厚木市議会議員 高田ひろし通信 on the web 

2000年11月14日に、讀賣、朝日、毎日、神奈川、東京の各紙が
この陳情提出を報じたのに続き、11月15日には市民かわら版も報じました。

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陳情第25号 平成12年11月13日 受理
件名 相模大堰右声高水敷におけるビオトープの整備に関する陳情
陳情者 厚木市岡田5−15−9
相模川多自然型川づくりを推進する会
代表者 中林 竹廣 外546人
付託委員会 環境教育常任委員会
≪陳情の趣旨≫
 豊かな自然をはぐくんできた相模川は、厚木市民だけでなく県民共有の貴重な財産です。とりわけ、河川を通して青少年が自然と触れ合い、学ぶことを通じて、新しい発見や感動を体験することは、生命の尊さを知り、豊かな情操と科学的な探求心を育てる上で極めて重要です。子供たちの心の成長に「豊かな自然体験」が不可欠であることは、文部省の生涯学習審議会の答申『生活体験・自然体験が日本の子どもの心をはぐくむ』(平成11年6月)でも指摘されているところです。
 しかし、厚木市立相川小学校地先の相模川右岸の高水敷(以下「相模大堰高水敷」という。)は、相模大堰の建設によって自然環境に大きな打撃を受けました。この影響を最小限にとどめるためには相模大堰高水敷の自然環境を復元することが不可欠であり、今後の重要な行政課橿であるといえます。
 建設省は、平成2年12月の河川局長通達『多自然型川づくりの推進について』において、多自然型川づくりとは「河川が本来有している生物の良好な成育環境に配慮し、あわせて美しい自然景観を保全あるいは創出する事業の実施をいう」と定義しています。
 相模大堰高水敷についても「多自然型川づくり」の方針に基づくビオトープとして整備することによって自然を復元し、自然学習の場として活用することができれば、自然を生かした新しい河川敷の利用形態として、地元住民や市民、そして県民から高い評価を受けることでしょう。既にビオトープは、全国各地の河川敷や学校などで整備されており、すばらしい実績をあげています。
 現在、厚木市スポーツ課は、相模大堰高水敷にスポーツ利用主体の「多目的広場」の整備を計画しています。相川地区には、既に酒井スポーツ広場が整備されていることもあり、相模大堰高水敷については、神奈川県の「相模川多自然型川づくりの基本方針」(平成6年3月、相模川多自然型川づくり検討委員会報告)も踏まえ、自然を生かした整備が必要であると考えます。
≪陳情の項目≫
相模大堰高水敷をビオトープとして整備してください。

地元の4つの自治会の長が4人で出した多目的広場促進陳情

多目的広場