当時22才にして、日本国憲法に「女性の権利・第十四条と第二十四条」明記に尽力したベアテ・シロタ・ゴードンさんとの出逢い

日時:1998年5月1日

 國弘正雄氏の Inter FM の番組で、ミセス・ゴードンのインタビューを行った際にお目に掛かりました。ミセス・ゴードンのことは、新聞や本で知ってはいましたが、「実物」にお会い出来て大変光栄でした。インタビューの中で印象に残った事柄は下記の通りです。

経験や年齢が問題ではなく、人間やる気があるなしが問題である良い例だと感じました
たまたましかるべき時に、しかるべき場所(GHQ)にいたことが幸いした。
19才で大学を卒業後、弁護士の資格もないし、法務の経験があった訳ではない。
日本女性は何も権利を与えられておらず、こどものように扱われていた。
「君は女性だから、女性の権利を書いてみては」と上司に言われ、とても喜んだ。
男性だけが社会に参加し、女性はその後ろに居るのは、正しいパートナーシップではない。
官尊民卑や男尊女卑の仕組みを知っていたから、女性の権利を憲法に明文化する必要があった。
上司は基本的には賛成してくれたが、社会福祉については疑問を呈した。

婦人参政権への道