ジョージさんが自己紹介を英語で行う傍ら、ALT(英語補助教員)のティモシー・ブランディさん(オーストラリア人)が日本語に通訳。ティモシーさんのコミカルな通訳によりリラックスした雰囲気で授業は開始。その後は、ジョージさんの堪能な日本語により授業は進められました。 主な内容は次の通りです。約6万年間、アボリジニがオーストラリアに上陸。アボリジニは様々な部族がおり、言葉や文化もそれぞれであった。1770年、英国人ジェームス・クックがオーストラリアに上陸、領有を宣言。入植が始まり、アボリジニからオーストラリアを奪った。イギリスは当時、オーストラリアをアメリカに代わる流刑地にした。 国旗は、イギリスの国旗と南十字星でデザインされている。国章は、エミューとカンガルーが描かれている。それらは共に「前にしか進めない動物」であり、国が前進することを意味する。食文化は多様であり、様々な国籍の人々がいるために世界中の食べ物を食べることができる。1976年に締結された日豪友好協力基本条約は、日豪関係の発展に大きな影響を与えた。 オーストラリアの中学校では、給食はない。半分以上の科目を選択する。中学校3年生若しくは高校1年生で、仕事をインターンとして体験する。働く場所は、自分で考えて探し、交渉して決める。また、アルバイトをする中学生も多く、法的には14歳から可能。 批判的思考法により、正しい答えを探すのではなく、自分で考えることを身につける。夏休みは自由。宿題は一切ない。16歳で進路を決める。 | ||
2010年2月16日 |