厚木市議 高田ひろし通信 on the web 
  1998年9月議会

 今回は、「自治会長個人への報償金支出」と「(仮称マイタウンあつぎ情報システム)」について質問・提案しました。

私の一般質問が、朝日新聞の記事に 自治会長個人への報償金  自治会長研修旅行 市民から出た住民監査請求

 自治会と行政との関わりについて(因みに、厚木での自治会加入率は、75%です)


高  田:広報などの配布を自治会に依頼することから新聞折り込みに変更してはどうか?
山口市長:自治会による配布を引き続きお願いして行きたいと考えている。


高  田:自治会長個人への行政協力報償金を廃止して、自治会への補助金を増額してはどうか?
山口市長:地域の発展に力を尽くしてもらっており、報償金は支払いたい。(*1)


高  田:市が100%負担する年1回の自治会長研修視察について、
      今後も支出を続けるのか? 
市民部長:費用負担の意義・価値はあるので、今後も続けて行きたい。(*2)


高  田:自治会の会計担当者会議を開催する提案をしてはどうか?
市民部長:必要であれば、自治会連絡協議会へ投げかける。

(*1)は、9月9日の朝日新聞、東京新聞に。(*2)も9月11日の朝日新聞の記事になりました。又、11月2日に市民が住民監査請求を起こし、読売、朝日、毎日及び東京新聞が報道した他、NHKテレビのニュースにもなりました。
 今回の質問の趣旨は、行政が自治会に様々な形で依存することにより、自治会の独立性が阻害される点を是正することにあります。 
 自治会長への行政協力報償金は、加入世帯数によって金額が違いますが、年平均18万7千円支払われています。
個人に支払うのではなく、自治会へ入金して、それぞれの自治会で自治会長へ幾ら支払うか否かを決めるべきではないでしょうか?
 厚木市は、これを機会に制度の見直しをすべきです。尚、県下19市中、こうした報償金等があるのは厚木市を含む6市で、その内の一市・海老名市では、今年度で廃止を決定しています。


 マイタウンあつぎ情報システム

  郵政省補助金: 1億5,438万円(約8,000万円は、テレコム床所得費に充当)
  年間運営コスト:1億3千万円(厚木市支出)の上位3項目は、次の通りです。

項  目

金  額(円)
公共施設予約(スポーツ施設等)・インターネット関連機器の保守・運用管理委託料及び回線使用料等

29,900,000
既存の情報プラザ及び(仮称)厚木市地域情報化センター施設等管理運営業務委託料

25,000,000
既存の情報プラザ関連機器賃借料

18,000,000

担当部署:企画部情報システム課(tel 25-2466)によるシュミレーション
(議員資料請求にて入手)