高田ヒロシ通信 on YouTube

岩手県山田町と福島県飯舘村(福島市内に全村避難)を訪問

2012年4月24日 & 25日




朝日新聞福島版(2012年4月26日)

東日本大震災被災地に行ってきました

2012年4月24日:岩手県山田町立大浦小学校、山田湾漁協、山田町役場 

2012年4月25日:福島市内・飯舘村仮設住宅、飯舘村役場飯野出張所

 「生活不安のため、震災直後より今の方が精神的に辛い」。これは、全般的な様子として福祉関係者から聞いた言葉です。広大な瓦礫処理場前の仮設住宅は、見るに忍びない光景でした。味噌も作る専業農家だったのに、初めて野菜を買ったという方もいました。
  私は昨年4月18日、支援物資を携え山田町に行きました。その際、厚木市民に託された1トントラックを漁協に寄贈。「当時、瓦礫運びをする唯一のトラックとして活躍した」と聞きました。飯舘村仮設住宅では同行した画家(厚木市)は、避難者に似顔絵をプレゼント。満面の笑顔となりました。また、訪問先各所で厚木の画家2名による絵葉書をプレゼントしました。
 出発前、メールやホームページ等でカンパのお願いをしたところ、約25万円お寄せ頂きました。お陰様で、そのお気持ちを寄付として山田町長と飯舘村長に手渡しすることも出来ました。飯舘村では菅野典雄村長のご要望に応じ、「いいたてっ子未来基金」に寄付。これは村の中学生対象の旅行費用。震災で村を離れた学生も対象となり、村を忘れないようにする意味も込められているそうです。


山田町長 沼崎喜一氏と


 飯舘村長 菅野典雄氏と

アップロード:2012年5月7日